漢文唐詩宋詞元曲(読み)かんぶんとうしそうしげんきょく(その他表記)Hàn wén Táng shī Sòng cí Yuán qǔ

改訂新版 世界大百科事典 「漢文唐詩宋詞元曲」の意味・わかりやすい解説

漢文唐詩宋詞元曲 (かんぶんとうしそうしげんきょく)
Hàn wén Táng shī Sòng cí Yuán qǔ

中国の漢代の文(散文),唐代の詩,宋代の詞(詩余とも呼ばれる歌謡調の詩),元代の曲(演劇)を並列した成句。中国の長い文学の歴史を通時的に展望すると,漢代の文学は文によって代表され,唐・宋・元のそれはおのおの詩・詞・曲によって代表されるという考えを示す。また同時にこの4種のジャンルに即して見た場合には,文においては漢が,詩においては唐が,詞においては宋が,曲においては元が,それぞれ最高潮の時期であるとする認識をも示す。中国の文学史を簡約に説明したことばとしてよく用いられる。こうした認識がいつのころから成句として用いられるようになったかは定かでないが,元末・明初の学者葉子奇の《草木子》には,すでにこれに近い考えが示されており,明のころにはこのような文学史観がかなり一般に浸透していたと思われる。
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