デジタル大辞泉 「成句」の意味・読み・例文・類語 せい‐く【成句】 1 慣用句のこと。「顔が広い」「足を洗う」など。2 古くから広く世間で習慣的に用いられるひとまとまりの言葉。「猿も木から落ちる」「時は金かねなり」などのことわざや格言の類。成語。[類語]慣用句・イディオム・言い習わし・常套句・常套語・決まり文句・美辞麗句・ことわざ・故事成語・俚諺りげん・俗諺ぞくげん・古諺こげん・諺語げんご・箴言しんげん・寸言・寸鉄・警句・金言・格言・名言・至言・名句・座右の銘・謳い文句・標語・売り文句・惹句じゃっく・スローガン・キャッチフレーズ・モットー・キャッチコピー 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「成句」の意味・読み・例文・類語 せい‐く【成句】 〘 名詞 〙① 一つのまとまった意味をもつことば。② 古くから慣習的に用いられているひとまとまりのことば。ことわざや格言の類。成語。[初出の実例]「忙中自ら閑ありという成句」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉九)③ 古人が作った詩文の句で、広く世に知られているひとまとまりのことば。成語。[初出の実例]「戯曲の外題も多くは和歌の成句で成立って居る」(出典:国民性十論(1911)〈芳賀矢一〉四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の成句の言及 【熟語】より …2個以上の単位の語が結びついて,構文上1個の単語と同様の働きをするものを,一般に熟語という。一連の表現ではあるが,文法上なお数個の単語の連続とみなされるもの(その連続の間には助詞の働きが認められる)は,慣用句,成句などとよび,その結合が1個の単語とみなされて全体としてある1品詞に属させられるときは複合語,成語などとよぶ。【林 大】。… ※「成句」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by