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ころ コロ

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デジタル大辞泉の解説

ころ

クジラの皮を煎り、脂肪を抜いて乾燥させたもの。関西で、関東だき(煮込みおでん)の具などにする。

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百科事典マイペディアの解説

ころ

鉄や木材で作った円柱体で,重いものを運ぶときその下に置き,すべり摩擦を小さなころがり摩擦に変える。古くから使われ,ころ軸受などにも利用される。

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大辞林 第三版の解説

ころ

り皮かわ

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

ころ
ころ

重いものを運搬または移動するときに使用する円筒状の道具。紀元前から、丸い棒を利用すると重いものを運搬する作業がきわめて楽になることが知られていた。地面に数本の丸太を並べて置き、その上に乗せて引っ張れば、丸太は回転し、わずかな力で重いものを動かせる。ころがり摩擦滑り摩擦よりはるかに小さいことを利用した1本の棒は、ころとよばれて広く使用されるようになった。ピラミッドオベリスクバベルの塔などの建設にも大きな石を運搬するのにころが使用された。
 この丸太はやがて車輪へと発達した。丸太を輪切りにした車輪の中心に軸を取り付け、その上に車台を乗せた荷車が運搬用に使用されるようになった。初期の木製の車は完全な円形ではなく、それほど堅くもなかったが、やがて車輪・車軸・車台なども十分な強度をもつように改良され、運搬能率は向上した。車輪は急速に改善され、牛や馬に引かせるようになり、運搬能率は向上した。紀元前2000年ごろスポークのついた大きな車輪が使用されるようになった。エジプト、メソポタミア、ギリシア、中国などで使われたこの新式の車輪は、一枚板の車輪よりも軽くて機動性に富み、凹凸の激しい道路でもぐあいよく回転した。車輪はさらに鋼鉄製、周囲にタイヤをつけたものなどに発展し、機関車、自動車などに利用され今日に至っている。
 この原理によるころ軸受は、金属製が18世紀後半から水車・風車・汽船などの軸に使われ、19世紀中ごろから精密加工した鋼その他の合金製ころ軸受(ローラーベアリング)が発明され、摩擦と潤滑の力学を発展させた。円柱状の金属製ころを多数並べたローラーコンベヤーは、工場などで製品・半製品を運搬するのに用いられている。乗せた品物を手で押して、ローラーの上を滑らせて移動させたり、ローラーを並べたコンベヤーに傾斜をつけ、品物の自重で動くようにしているものもある。
 軸を支える軸受で、回転時の摩擦を少なくするために、ボールベアリングのボールのかわりにころを入れたローラーベアリングも広く使用されている。重荷重の場合にはころを非常に細く針状にしたニードルベアリングが使われる。[中山秀太郎]
『W・オーエン、E・ボーエン著、中山秀太郎訳『車と文明』(1977・タイムライフブックス)』

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