漱石(読み)そうせき

普及版 字通 「漱石」の読み・字形・画数・意味

【漱石】そうせき

石に口すすぐ。負けおしみで、強弁することをいう。〔世説新語、排調〕孫子(楚)~隱れんと欲す。王武子(済)に語るに、~つて漱石枕と曰ふ。王曰く、れは枕すべきも、石は漱ぐべけんやと。孫曰く、れに枕する以(ゆゑん)は、其の耳を洗はんと欲すればなり。石に漱ぐ以は、其の齒を(みが)かんと欲すればなりと。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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