潜在火山構造(読み)せんざいかざんこうぞう(その他表記)cryptovolcanic structure

岩石学辞典 「潜在火山構造」の解説

潜在火山構造

円に近い外形で,中心部が上昇し激しい構造的な攪乱を伴ない,周囲が環状に陥没し不規則に部分的な断層を伴う構造である[Branca & Frass : 1905].この構造は爆発証拠で,潜在火山構造であり,地表地殻に濃集した火山性ガスが閉じ込められ突然開放されたために形成されたと考えられる[Bucher : 1936].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android