デジタル大辞泉 「潮吹き」の意味・読み・例文・類語 しお‐ふき〔しほ‐〕【潮吹き】 1 鯨が、潮水を吹き上げること。2 シオフキガイの別名。《季 春》「―や稲荷いなりの裏の海灰色/かな女」3 「潮吹き面」の略。4 船のかじの羽板にあけた小さな穴。輪精りんせい。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
世界大百科事典(旧版)内の潮吹きの言及 【ひょっとこ】より …陸前地方では大きな面を竈神としてかまどの側の柱に掲げてまつる風習があるが,その起源譚にはヒョウトクとかヒョットコという火焚き男が竈神となったと語られるものがある。ひょっとこはお亀とともに道化役として神楽(かぐら)の種まきや魚釣りの舞に登場し,口をとがらしたようすから潮吹きともいわれている。同様な面は狂言にも用いられ,〈うそぶき〉とよばれる。… ※「潮吹き」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」