羽板(読み)ハイタ

デジタル大辞泉 「羽板」の意味・読み・例文・類語

は‐いた【羽板】

船のかじの板状部分。
窓などに、幅の狭い横板を一定傾斜をもたせて何枚も取り付けたもの。直射日光や雨を防ぎ、空気を通す。ルーバー。がらり板。鎧板よろいいた錏板しころいた

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 わかば 名詞 みき

精選版 日本国語大辞典 「羽板」の意味・読み・例文・類語

は‐いた【羽板】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 和船の舵の効きをよくするため、身木(みき)に取り付ける舵面積増大用の板。若羽(わかば)。〔和漢船用集(1766)〕
  3. 窓などに幅の狭いたくさんの板を一定の傾斜をつけて横に取りつけたもの。空気の流通をよくし直射日光や雨の流入を防ぐ装置。がらり板。よろい板。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...

俎上の魚の用語解説を読む