濯ぎ上げる(読み)すすぎあげる

精選版 日本国語大辞典 「濯ぎ上げる」の意味・読み・例文・類語

すすぎ‐あ・げる【濯上】

  1. 〘 他動詞 ガ下一段活用 〙
    [ 文語形 ]すすぎあ・ぐ 〘 他動詞 ガ下二段活用 〙
  2. 十分にすすぐ。よくすすいですっかりきれいにする。
    1. [初出の実例]「あかなれしころもをも、すすきあけてまいらすべし」(出典:説経節・説経苅萱(1631)上)
  3. 恥や不名誉などのつぐないをすっかりする。
    1. [初出の実例]「後の世まで、人の物わらひにならぬやうに、にごりし名をもすすぎあげ」(出典:人情本・仮名文章娘節用(1831‐34)前)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む