…定火消の櫓には昼夜の別なく2人の見張番が立ち,火災を発見するとつるした太鼓を打ち鳴らしたが,大名火消は板木(はんぎ),町方は半鐘であった。享保年間(1716‐36)には10町に一つずつ火の見櫓が設けられ,櫓のない町には自身番屋の上に火の見梯子が設けられた。防火策として火の見櫓は画期的なものではあったが,たとえ町方が先に火災を発見しても,定火消の太鼓が鳴らぬかぎり,半鐘を鳴らすことは許されなかったという。…
※「火の見梯子」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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