火を打つ(読み)ひをうつ

精選版 日本国語大辞典 「火を打つ」の意味・読み・例文・類語

ひ【火】 を 打(う)

  1. 火打ち石で火をつける。
    1. [初出の実例]「其の火打以ちて打出火(ひをうちいで)て、向火を著けて焼き退けて」(出典古事記(712)中)
  2. やつぎ早なさま、あわただしいさまのたとえ。
    1. [初出の実例]「火を打つやうなおつかひが来る ぬきぐしをいるる所をまってたも」(出典:雑俳・大福寿覚帳(1711‐16頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android