火を打つ(読み)ひをうつ

精選版 日本国語大辞典 「火を打つ」の意味・読み・例文・類語

ひ【火】 を 打(う)

  1. 火打ち石で火をつける。
    1. [初出の実例]「其の火打以ちて打出火(ひをうちいで)て、向火を著けて焼き退けて」(出典古事記(712)中)
  2. やつぎ早なさま、あわただしいさまのたとえ。
    1. [初出の実例]「火を打つやうなおつかひが来る ぬきぐしをいるる所をまってたも」(出典:雑俳・大福寿覚帳(1711‐16頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む