火樹(読み)か(くわ)じゆ

普及版 字通 「火樹」の読み・字形・画数・意味

【火樹】か(くわ)じゆ

多く灯火の光。〔南斉書、礼志上〕燈は火樹の(ごと)く、百枝(さか)んなること煌煌(くわうくわう)たり。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の火樹の言及

【上元】より

…張灯の期間は,唐代では前後3日間,宋以後は一般に5日間となり,清末・民国以後,急速に衰えた。唐・宋時代,意匠を凝らした飾り灯籠のほかに,無数の絵灯籠をぶらさげた樹形,山形の大きな屋台も作られ,灯樹(火樹),山棚(さんぽう)(灯山)などと呼ばれた。一年中でこの期間のみ夜行の禁が解かれるため,通りは一晩中,灯籠見物の男女で埋まり,恋が芽生えるときもあった。…

※「火樹」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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