南斉書(読み)ナンセイショ

デジタル大辞泉 「南斉書」の意味・読み・例文・類語

なんせいしょ【南斉書】

中国二十四史の一。南斉正史で、りょう蕭子顕しょうしけん撰。もとは60巻だが代に1巻を逸し、現存するのは本紀8巻、志11巻、列伝40巻の全59巻。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「南斉書」の意味・読み・例文・類語

なんせいしょ【南斉書】

  1. 中国正史。二十五史一つ。五九巻。本紀八巻、志一一巻、列伝四〇巻から成立。もと六〇巻で唐代に一巻を佚した。梁の蕭子顕撰。南朝の斉の歴史を記す。公正を失わない点にすぐれる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ゲリラ豪雨

突発的に発生し、局地的に限られた地域に降る激しい豪雨のこと。長くても1時間程度しか続かず、豪雨の降る範囲は広くても10キロメートル四方くらいと狭い局地的大雨。このため、前線や低気圧、台風などに伴う集中...

ゲリラ豪雨の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android