精選版 日本国語大辞典 「火針・火鍼」の意味・読み・例文・類語 か‐しん クヮ‥【火針・火鍼】 〘名〙 鍼術(しんじゅつ)で用いる針を火で焼いたもの。※梵舜本沙石集(1283)三「『とくとく療治しまいらせむ』とて、火針(くゎしん)を赤く焼て」 〔本草綱目‐火部・火鍼・釈名〕 ひ‐ばり【火針・火鍼】 〘名〙 火で赤くなるまで焼いた鉄針。外傷、化膿などの治療に用いる。※米沢本沙石集(1283)三「療治しまゐらせんとて、大なる火針(ヒハリ)を赤く焼きて」 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報