灰斑病ヘヤリーベッチ

飼料作物病害図鑑 「灰斑病ヘヤリーベッチ」の解説

灰斑病ヘヤリーベッチ

春と秋の雨期に発生の多い糸状菌病。葉、茎、さやなど地上部全体に発生する。葉では初めチョコレート色斑点が現れ、後に円形から楕円形、直径2-5mm の病斑となる。病斑内部は灰白色に変わるため、周囲をチョコレート色の縁で囲まれたようになる。感染した葉は次々と落葉する。古くなった病斑上には黒い粒 点(柄子殻)が現れ、ここから胞子を飛散してまん延する。

出典 畜産草地研究所飼料作物病害図鑑について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android