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灰釉陶器 かいゆうとうき

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防府市歴史用語集の解説

灰釉陶器

 植物を焼いた灰を水に溶いて、釉薬[ゆうやく]としてかけて焼いた土器です。奈良・平安時代に作られ、役所やお寺で使われました。

出典|ほうふWeb歴史館
Copyright 2002,Hofu Virtual Site Museum,Japan
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世界大百科事典内の灰釉陶器の言及

【猿投窯】より

…この古窯跡群は猿投山南西麓の低丘陵地帯に群在するところから猿投窯と呼ばれている。奈良・平安時代には日本最大の生産規模にたっしたばかりでなく,日本で初めて高火度焼成の灰釉陶器を生み出したことでよく知られている。猿投窯は5世紀中葉代に東山地区(名古屋市千種区東部)において須恵器生産を開始したが,その技術系譜のうえから大阪府の陶邑(すえむら)窯とは異なる南朝鮮の渡来工人の手になるものと考えられる(陶邑古窯址群)。…

【瓷器】より

…青瓷は1117年(永久5)の正倉院文書《綱封蔵見在納物勘検注文》では青子の文字を用いており,アヲシと呼ばれて三彩,緑釉陶器を指している。白瓷は《伊呂波字類抄》巻九に〈白瓷 シラシ,瓦器,白―青―等〉とあり,《小右記》や《島田文書》などの記載から,尾張,美濃で焼かれた灰釉陶器を指すとみられる。青瓷すなわち三彩,緑釉などの鉛釉を施した彩釉陶器は奈良三彩とも呼ばれ,唐三彩の影響によって生まれたといわれているが,すでに7世紀後半に朝鮮南部の緑釉の影響を受けて緑釉単彩陶の焼かれていたことが知られている。…

【天目】より

…天目形(てんもくなり)の碗および黒釉のかかった陶磁器の総称。鎌倉時代に中国の浙江省にある天目山の禅院に学んだ僧侶たちが,帰国にあたって持ち帰った黒釉のかかった喫茶用の碗を天目と呼んだのに始まるという。後世この碗形のものを釉調にかかわりなく天目茶碗,天目形と呼び,また黒釉のかかったものを器形に関係なく天目,黒釉を天目釉などと呼んでいる。黒釉のかかった天目は中国,朝鮮,日本,タイ,カンボジアなど東アジア各地で盛んに作られた。…

【陶磁器】より

…九州では突帯文と彩色が,畿内から東海では櫛目文が,関東以北では縄文の伝統を引いた縄目文が卓越するが,こうした地域色も後期には衰退し,全国的に無文化する傾向がみられるようになる。
[古代]
 弥生時代に続く古墳時代から平安時代までの古代850年余の間に登場したやきものには,土師器(はじき),黒色土器,須恵器,三彩・緑釉陶器,灰釉陶器などがある。これらの土器,陶器は古墳時代に入って一斉に出現したものではなく,古代国家の発展に即して相継起して登場したものであり,中国,朝鮮など古代アジアの先進諸国家のやきものにその源流がある。…

※「灰釉陶器」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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