灼た(読み)アラタ

デジタル大辞泉 「灼た」の意味・読み・例文・類語

あらた【×灼た】

[形動ナリ]《「新た」と同語源》
はっきりと見えるさま。鮮やか。
「すべらぎの跡もつぎつぎ隠れなく―に見ゆるふる鏡かも」〈大鏡・後一条院〉
霊験が著しいさま。あらたか。
「―なる神の御心寄せとは、さだかに聞きながら」〈狭衣・四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android