御心(読み)オココロ

デジタル大辞泉 「御心」の意味・読み・例文・類語

お‐こころ【御心】

相手を敬って、その気持ち・考え・思いやりなどをいう語。

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精選版 日本国語大辞典 「御心」の意味・読み・例文・類語

み‐こころ【御心】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「み」は接頭語 ) 相手、特に神や天皇を敬って、その心をいう語。
    1. [初出の実例]「足日女(たらしひめ) 神の命 韓国(からくに)を 向け平げて 彌許許呂(ミココロ)を 鎮め給ふと」(出典万葉集(8C後)五・八一三)

ご‐しん【御心】

  1. 〘 名詞 〙 相手を敬って、その心、気持などをいう語。おこころ。おきもち。
    1. [初出の実例]「むごい御しんでありんすと聞へるゆへ、扨もうまい口説(くぜつ)かな」(出典:咄本・都鄙談語(1773)初会)

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