…裏千家11世玄々斎は,炉が1尺4寸四方の定寸であるのに対し,囲炉裏の原点に帰って,1尺8寸四方の大炉を復原的に考案して,炉の本来の風情を表現した。この場合,炉中の四方壁面(炉壇)をねずみ色に塗ったのであるが,通常は聚楽土を左官が室内の壁を塗るように塗っていく。この炉壇を専門に塗る左官を炉壇師として区別したりもする。…
※「炉壇」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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