デジタル大辞泉 「為過す」の意味・読み・例文・類語 し‐そ・す【▽為▽過す】 [動サ四]うまくやってのける。しおおせる。「―・しつとて、うれし」〈落窪・一〉 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「為過す」の意味・読み・例文・類語 し‐そ・す【為過】 〘 他動詞 サ行四段活用 〙 うまくやりとげる。十分にしおおせる。[初出の実例]「返事は、すべて聞えさすれば、世の常なりとよろこびやりつ。しそしつとて、うれし」(出典:落窪物語(10C後)一)「東三条の大臣世中を御心のうちにしそしておぼすべかめれど」(出典:栄花物語(1028‐92頃)花山たづぬる中納言) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例