烏の印(読み)からすのいん

精選版 日本国語大辞典 「烏の印」の意味・読み・例文・類語

からす【烏】 の 印(いん)

  1. 熊野権現使者である烏七五羽を配して文字をなした、熊野牛王宝印をいう。
    1. [初出の実例]「さあらは、からすの印をむすんでかけ、今一祈いのらふ」(出典:虎明本狂言・梟(室町末‐近世初))

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