焙出(読み)あぶりだし

精選版 日本国語大辞典「焙出」の解説

あぶり‐だし【焙出】

〘名〙 乾くと消えるような薬品などで、字やをあらかじめ書いておいた紙を、火にあぶって、その字や絵を現わす遊び。また、その紙。酒や明礬(みょうばん)、塩化コバルトの溶液、ミカンの汁などを用いる。焼き絵。〔随筆・嬉遊笑覧(1830)〕

あぶり‐だ・す【焙出】

〘他サ五(四)〙 火にあぶって、かくれた文字や絵などを映しだす。
※虞美人草(1907)〈夏目漱石〉一五「記憶の紙に炙(アブ)り出(ダ)すのみか」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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