無に帰す(読み)むにきす

精選版 日本国語大辞典 「無に帰す」の意味・読み・例文・類語

む【無】 に 帰(き)

  1. もと状態にもどってしまう。むだになってしまう。
    1. [初出の実例]「それを本来の昔に返せば、〈略〉すっかり無に帰してしまふ」(出典:硝子戸の中(1915)〈夏目漱石〉二七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む