無過(読み)なさすぎる

精選版 日本国語大辞典 「無過」の意味・読み・例文・類語

なさ‐す・ぎる【無過】

連語
① 「ない」という状態程度がはなはだしい。
西洋道中膝栗毛(1870‐76)〈仮名垣魯文〉一〇「病人同士のいさかひは〈略〉余り色気がなさすぎるネ」
※生まざりしならば(1923)〈正宗白鳥〉「男でも、女でも、あんまり焼かなさ過ぎるのも張合ひのない」

な‐す・ぎる【無過】

〘連語〙 「…しない」という状態がはなはだしい。なさすぎる。「物を知らなすぎる」
※今年竹(1919‐27)〈里見弴〉渡風流水「言ふことがあんまり締らなすぎるので」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「無過」の読み・字形・画数・意味

【無過】むか

過失がない。

字通「無」の項目を見る

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