焦がれ増さる(読み)こがれまさる

精選版 日本国語大辞典 「焦がれ増さる」の意味・読み・例文・類語

こがれ‐まさ・る【焦増】

  1. 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙 ますます思い焦がれる。いよいよ思いがつのる。
    1. [初出の実例]「くらべ見よ浅間の山の煙にも誰か思ひのこかれまさると」(出典:狭衣物語(1069‐77頃か)四)

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