精選版 日本国語大辞典 「然なくても」の意味・読み・例文・類語
さ【然】 なくても
- ( 接続詞的に用いる ) そうでなくても。ただでさえ。さならでも。さなくとも。
- [初出の実例]「さなくても寝られぬものをいとどしくつきおどろかす鐘の音かな〈和泉式部〉」(出典:後拾遺和歌集(1086)雑六・一二一一)
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...