然べきもの(読み)しかるべきもの

精選版 日本国語大辞典 「然べきもの」の意味・読み・例文・類語

しかる【然】 べきもの

  1. そうであるべきもの。相当なもの。適当なもの。
    1. [初出の実例]「げに御心慰みの風景何かしかるべき物、某(それがし)の存じより候は、それ人の心をいさむる事酒宴にましたる事候はず」(出典浄瑠璃・頼光跡目論(1661‐73頃)四)
  2. 特に、室町時代に、選ばれた名工が作った良い刀剣。将軍家手柄のあった家臣に与えたもの。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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