然許り(読み)サバカリ

デジタル大辞泉の解説

さ‐ばかり【許り】

[副]
それぐらい。それほど。
「―急にもとめ給はば」〈露伴・風流魔〉
「―の人は思しはばかるべきぞかし」〈・賢木〉
たいへん。あんなに。
「―寒き夜もすがら」〈徒然二三

しか‐ばかり【許り】

[副]それほどまで。
「―契りしものを定めなきさは世の常に思ひなせとや」〈和泉式部日記

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

さばかり【然許り】

( 副 )
〔副詞「さ」に助詞「ばかり」の付いた語から〕
それくらい。あのくらい。あんなにも。 「この殿の御心-にこそとて/徒然 10
非常に。たいへん。 「 -寒き夜もすがら/徒然 23

しかばかり【然許り】

( 副 )
これほどまでに。そんなにまで。 「 -ちぎりしものを/和泉式部日記」

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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