焼面火に懲りず(読み)やけづらひにこりず

精選版 日本国語大辞典 「焼面火に懲りず」の意味・読み・例文・類語

やけづら【焼面】 火(ひ)に懲(こ)りず

顔をやけどした者が、懲りずにまた火にあたる。性懲りもなく同じ失敗を繰り返すことのたとえ。やけど火にこりず。やけづら火にあたる。
浄瑠璃・薩摩守忠度(1686頃)一「やれやけづら火にこりずとはおのれが事よ、性も懲りもなく人の高名ぬすまんとや」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android