焼面火に懲りず(読み)やけづらひにこりず

精選版 日本国語大辞典 「焼面火に懲りず」の意味・読み・例文・類語

やけづら【焼面】 火(ひ)に懲(こ)りず

  1. 顔をやけどした者が、懲りずにまた火にあたる。性懲りもなく同じ失敗を繰り返すことのたとえ。やけど火にこりず。やけづら火にあたる。
    1. [初出の実例]「やれやけづら火にこりずとはおのれが事よ、性も懲りもなく人の高名ぬすまんとや」(出典:浄瑠璃・薩摩守忠度(1686頃)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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