煎様常の如し(読み)せんじようつねのごとし

精選版 日本国語大辞典 「煎様常の如し」の意味・読み・例文・類語

せんじよう【煎様】 常(つね)の如(ごと)

  1. 煎じ方はふつう一般の通りであるということ。江戸時代煎薬包紙に書いてあったきまり文句。茶碗二杯の水に薬を入れ、通常ショウガ一片を加えて一杯に煎じつめて服用する。
    1. [初出の実例]「薬鍋かけて〈略〉せんじやうつねのごとくかと、年寄たる女にたづねられし」(出典:浮世草子・武家義理物語(1688)三)
  2. 転じて、変わりばえのしないこと。きまりきっていること。紋切型。
    1. [初出の実例]「せんじやうつねのごとくじゃいかぬこひ」(出典:雑俳・大黒柱(1713))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android