煎薬(読み)センヤク

デジタル大辞泉 「煎薬」の意味・読み・例文・類語

せん‐やく【煎薬】

煎じて飲む薬。せんじぐすり。
[類語]煎じ薬薬湯

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「煎薬」の意味・読み・例文・類語

せんじ‐ぐすり【煎薬】

  1. 〘 名詞 〙 植物の根・実・皮などを煎じて用いる医薬。漢方薬主流をなす。せんやく。煎剤
    1. [初出の実例]「センズル〈略〉 Xenjigusuri(センジグスリ)」(出典日葡辞書(1603‐04))

せん‐やく【煎薬】

  1. 〘 名詞 〙 煮出して飲む漢方薬。せんじぐすり。湯薬。〔二十巻本和名抄(934頃)〕
    1. [初出の実例]「煎薬を水風呂にして浴(あび)せてもなをる事ならず」(出典:談義本・世間万病回春(1771)五)

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