煩砕・繁砕(読み)はんさい

精選版 日本国語大辞典 「煩砕・繁砕」の意味・読み・例文・類語

はん‐さい【煩砕・繁砕】

〘名〙 (形動) =はんさい(繁細)
性霊集‐四(835頃)辞少僧都表「不経人事、不耐煩砕
一国首都(1899)〈幸田露伴〉「思ふにこの重大なる問題につきては幾多の異なりたる観察点あり〈略〉余りに煩砕ならんは過ぎたるはなほ及ばざるが如く」 〔漢書‐循吏伝・黄覇〕

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