燧村(読み)ひうちむら

日本歴史地名大系 「燧村」の解説

燧村
ひうちむら

[現在地名]今庄町燧

日野川と支流田倉たくら川の合流点の南東側坂谷さかたに(四三三メートル)の麓にあり、北は八乙女やおとめ村。天正四年(一五七六)五月二日付の赤座小法師宛府中三人衆知行宛行状(北国鎮定書札)に「抽尾庄之内火打村分一職五十六石八斗八升」とあり、正保郷帳にも火打村とみえる。同帳によれば田方二三四石余・畠方五三石余。元禄郷帳から燧村と書かれるようになった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 幕府領

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android