爪先下(読み)つまさきさがり

精選版 日本国語大辞典 「爪先下」の意味・読み・例文・類語

つまさき‐さがり【爪先下】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 少しずつくだりになっていること。また、そのような道をくだって行くさま。つまさがり。
    1. [初出の実例]「道が爪先下(ツマサキサガ)りになった頃」(出典:雁(1911‐13)〈森鴎外一九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android