爪先下(読み)つまさきさがり

精選版 日本国語大辞典 「爪先下」の意味・読み・例文・類語

つまさき‐さがり【爪先下】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 少しずつくだりになっていること。また、そのような道をくだって行くさま。つまさがり。
    1. [初出の実例]「道が爪先下(ツマサキサガ)りになった頃」(出典:雁(1911‐13)〈森鴎外一九)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む