爪剥(読み)つまむき

精選版 日本国語大辞典 「爪剥」の意味・読み・例文・類語

つま‐むき【爪剥】

  1. 〘 名詞 〙 つめでむくこと。指先でむくこと。また、そのむいたもの。
    1. [初出の実例]「うすにてひきたらんこめ、みこくにそなふべからず。むかしより、いまにいたるまで、つまむきにて、まいるなり」(出典:御伽草子・みしま(古典文庫所収)(室町末))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android