片口土器(読み)かたくちどき

日本大百科全書(ニッポニカ) 「片口土器」の意味・わかりやすい解説

片口土器
かたくちどき

口縁部をくぼませたり、嘴(くちばし)状の注ぎ口をつけたりした土器。胴部上半に円筒状の注ぎ口をもつ注口(ちゅうこう)土器とは器種を区別されるが、液体容器としては同じ機能をもつ。縄文前期の関山(せきやま)式土器に、半管状片口を設けた円筒形深鉢がみられる。

[十菱駿武]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む