片敷き侘ぶ(読み)かたしきわぶ

精選版 日本国語大辞典 「片敷き侘ぶ」の意味・読み・例文・類語

かたしき‐わ・ぶ【片敷侘】

  1. 〘 自動詞 バ上二段活用 〙 衣の片袖を下に敷いて寝て、ひとり思い悩む。ひとり寝てあれこれと思い苦しむ。
    1. [初出の実例]「都いでていくかもあらぬこよひだにかたしきわびぬとこの秋かぜ」(出典:東関紀行(1242頃)京より武佐)

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