旺文社世界史事典 三訂版 「牛李の争い」の解説
牛李の争い
ぎゅうりのあらそい
科挙出身の新官僚派の牛僧孺 (ぎゆうそうじゆ) (779〜847)らと,貴族派の李吉甫 (りきつほ) (758〜814)およびその子李徳裕 (りとくゆう) らがそれぞれ宦官と結んで30年以上政権争奪をくりかえした。多くの官僚がこれに関係し,節度使の勢力拡大とともに唐朝の衰える一因となった。
出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報
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