牝牛に腹突かる(読み)あめうしにはらつかる

精選版 日本国語大辞典 「牝牛に腹突かる」の意味・読み・例文・類語

あめうし【牝牛】 に 腹(はら)(つ)かる

角がなくておとなしい牝牛に腹を突かれる。ばかにしていた相手にやりこめられるたとえ。
※十訓抄(1252)三「『我のみと思ひこしかど高砂の尾上の松もまだ立てりけり』人々感じあへり。良暹、その所にありて、妻牛(アメウシ)に腹つかれぬるわざかなとぞ言ひける」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android