物揚場(読み)ものあげば

精選版 日本国語大辞典 「物揚場」の意味・読み・例文・類語

もの‐あげば【物揚場】

  1. 〘 名詞 〙 船荷を陸にあげるところ。
    1. [初出の実例]「陸上は左右隙地にして物揚場也」(出典:航米日録(1860)七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の物揚場の言及

【岸壁】より

…水際線において,船を接岸して係留するための港湾施設で,鉛直の壁で陸地の土圧を直接支えた構造物をいう。水深4.5m以下のところに設けられる小さいものを物揚場ということがある。陸地を保全するために設ける護岸,あるいは陸地の土圧をいったん護岸で支え,係留施設を脚柱で支持する桟橋とは区別される。…

※「物揚場」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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