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物狂い モノグルイ

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デジタル大辞泉の解説

もの‐ぐるい〔‐ぐるひ〕【物狂い】

《古くは「ものくるい」》
正気でなくなること。狂気。
「海棠の露をふるうや―」〈漱石草枕
神がかること。また、その人。
「この―走りまはってひろひ集め」〈平家・二〉
能・狂言などで、子や夫と別れるなどの精神的打撃により一時的に興奮状態に陥って、歌舞・物まね芸を演じること。また、その人。

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監修:松村明
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大辞林 第三版の解説

ものぐるい【物狂い】

〔「もの(=霊・魂)」がついて、錯乱する意〕
通常の判断力が失われ惑乱した状態。乱心。
能で、物思いのあまり一時的に心の均衡を失った主人公がそれを自覚しながら周囲の風物に敏感に反応し、おもしろく戯れ歌い舞うこと。また、それをまねた芸を見せる遊芸人。
神が乗り移った者。神がかりになった者。 「この-走りまはつて/平家 2

出典|三省堂
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