物部武諸隅(読み)もののべの たけもろすみ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「物部武諸隅」の解説

物部武諸隅 もののべの-たけもろすみ

古代伝承上の豪族
伊香色雄(いかがしこおの)命の孫。「日本書紀」によれば,崇神(すじん)天皇60年出雲振根(いずもの-ふるね)のもとに派遣され,武日照(たけひなてるの)命が出雲大神宮にもたらした神宝を献上させた。大連(おおむらじ)の称をあたえられ,石上(いそのかみ)神宮につかえた。矢田部造(みやつこ)の祖とされる。別名の大母隅(おおもろすみ)を「先代旧事本紀(せんだいくじほんぎ)」では弟の名とする。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む