特定多数決制(読み)とくていたすうけつせい(その他表記)qualified majority

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「特定多数決制」の意味・わかりやすい解説

特定多数決制
とくていたすうけつせい
qualified majority

単一ヨーロッパ議定書による EU閣僚理事会の議決方式。 EUの意思決定方式の効率化を狙い全会一致制から原則的に特定多数決制に改められた。この方式は,主に人口比率に基づいて各加盟国に票数を割り当て,76票中 54票の賛成があれば可決する。各加盟国の票の割り当ては,英・独・仏・伊 10票,スペイン8票,オランダ・ベルギー・ギリシア・ポルトガル5票,デンマーク・アイルランド3票,ルクセンブルク2票となっている。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む