デジタル大辞泉 「犬棒カルタ」の意味・読み・例文・類語 いぬぼう‐カルタ【犬棒カルタ】 いろはガルタの一。最初の札が、「犬も歩けば棒に当たる」であるところからいう。近世末期以来、最も一般的なカルタ。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
精選版 日本国語大辞典 「犬棒カルタ」の意味・読み・例文・類語 いぬぼう‐カルタ【犬棒カルタ】 犬棒カルタ〈江戸文政年間〉〘 名詞 〙 ( カルタは[ポルトガル語] carta 「いぬぼうガルタ」とも ) いろはガルタの一種。近世末期以来、家庭などで最も一般的に行なわれたもの。最初の札の「い」が、「犬も歩けば棒にあたる」であるところからいう。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の犬棒カルタの言及 【いろはかるた】より …起源について諸説があるが,それ以前の〈たとえかるた〉に,いろは語順を採り入れ,江戸中期末葉(18世紀後半)までに上方で作られたとする説が今日では有力。上方いろはは〈一寸先やみの夜〉で始まる1組で,これに遅れて江戸で作られた組は,〈犬も歩けば棒にあたる〉で始まるいわゆる〈犬棒かるた〉である。両者に共通することわざは〈月夜に釜をぬく〉の1句のみ。… ※「犬棒カルタ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by