狂浪(読み)きょうろう

精選版 日本国語大辞典 「狂浪」の意味・読み・例文・類語

きょう‐ろうキャウラウ【狂浪】

  1. 〘 名詞 〙 荒れ狂う波。狂瀾(きょうらん)。狂濤。怒濤
    1. [初出の実例]「舟黒水洋に至て狂浪(キャウラウ)(〈注〉ナミ)大に起(をこり)、已に覆(くつがへらん)と欲せし時」(出典:通俗酔菩提全伝(1759)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む