独狐村(とつこむら)とは？意味や使い方

日本歴史地名大系「独狐村」の解説

[現在地名]弘前市独狐

弘前城下の西北にあり、北は前坂（まえさか）村、南は薬師堂（やくしどう）村、東は中崎（なかざき）村、西は三森（みつもり）村に接する。

天文年間（一五三二―五五）の津軽郡中名字に「独狐（とつこ）」とある。寛永一七年（一六四〇）の津軽百助宛の津軽信義黒印知行宛行状（国立史料館蔵）に村名がある。

正保二年（一六四五）の津軽知行高之帳の鼻和（はなわ）郡に村名があり、村高四九〇・〇六石、うち田方は四四四・五六石とある。寛文四年（一六六四）の高辻帳では村高に変化はない。

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出典　平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について　情報

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