独琴(読み)ひとりごと

精選版 日本国語大辞典 「独琴」の意味・読み・例文・類語

ひとり‐ごと【独琴】

〘名〙 だれに聞かせるということもなく自分ひとりで琴をひくこと。
紫式部日記(1010頃か)消息文「風の涼しき夕暮れ、聞きよからぬひとりごとをかき鳴らしては」

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