猟虎の皮(読み)ラッコノカワ

デジタル大辞泉 「猟虎の皮」の意味・読み・例文・類語

猟虎らっこかわ

ラッコの毛は柔らかくて、なでると自由になびくところから》たやすく世の意見になびき従う人のたとえ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 実例 出典 あち

精選版 日本国語大辞典 「猟虎の皮」の意味・読み・例文・類語

らっこ【猟虎】 の 皮(かわ)

  1. ラッコの手ざわりのよい毛皮。転じて、上下だれに対しても従順な人、他人の言うままになる人をたとえていう。
    1. [初出の実例]「是等はらっこの皮な者共也。あちへ行こちへ行た」(出典:古文真宝彦龍抄(1490頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android