猿利口(読み)サルリコウ

デジタル大辞泉 「猿利口」の意味・読み・例文・類語

さる‐りこう【猿利口】

こざかしいこと。
「その訴へは己が―といふものなれど」〈黄・桃太郎後日咄〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「猿利口」の意味・読み・例文・類語

さる‐りこう【猿利口】

  1. 〘 名詞 〙 こざかしいこと。猿利根(さるりこん)
    1. [初出の実例]「たった最う三筋の事で猿利口」(出典:俳諧・双子山前集(1697))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1 《「礼記」月令から》カワウソが自分のとった魚を並べること。人が物を供えて先祖を祭るのに似ているところからいう。獺祭魚。おそまつり。うそまつり。2 《晩唐の詩人李商隠が、文章を作るのに多数の書物を座...

獺祭の用語解説を読む