猿飼村(読み)さるかいむら

日本歴史地名大系 「猿飼村」の解説

猿飼村
さるかいむら

[現在地名]十津川村大字猿飼

十津川渓谷の村。西にし川合流地の東に立地。十津川郷のうち。元禄郷帳に初めて村名がみえ、村高四・六七六石、幕府領。安政四年(一八五七)の産物取調帳(十津川宝蔵文書)に杉角尺〆五〇本、檜角尺〆一〇本、椴栂松尺〆五本、杉板五〇間、椶櫚皮一五〇枚、樽丸、茶七二貫目、楮一八貫目、割菜三〇貫目、炭一〇〇俵、松脂一二貫目とみえる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android