獺の戯れ男(読み)おそのたわれお

精選版 日本国語大辞典 「獺の戯れ男」の意味・読み・例文・類語

おそ【獺】 の 戯(たわ)れ男(お)

  1. ( 「おそ(獺)の戯れ」と「万葉‐一二六」の「遊士(みやびを)とわれはきけるを屋戸(やど)かさずわれを還(かへ)せり於曾能風流士」の「於曾能風流士」の流布本訓「おそのたはれを」とを混同させて用いたもの ) 色欲にふける愚かな男。とんまな浮気男。
    1. [初出の実例]「をそのたはれ尾(ヲ)とよめり。此けだ物、尾をふりて人をばかすと云り」(出典:かた言(1650)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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